大河ドラマ『おんな城主 直虎』、欠かさず見てます。
ミーハーな高橋一生ファンとしては、直虎ではなく、
むしろ小野但馬守政次がドラマの主人公!
昨晩は悶々としていました。
ああ、今日は政次が死んでしまう。
見なきゃ死なない。
でも見たい・・・。
誘惑に勝てず見てしまいましたが、
いやあ、壮絶な最期でした!
そう来たか、と思うと同時に、
息を呑む圧巻の演技。
まさに「神回」。
「なつ」とのやすらぎのひとときに見せた
一生サマの笑顔は、どう考えてもファンサービス、
堪能させていただきました。
あーあ、一生サマ、死んでしまった。
回想シーンでもいいので、政次たくさん出してほしいです。
さて、私が地味に不定期で続けているシリーズ、
『新潮45』の「無名兵士の墓標」、
今号(9月号)は通信兵についてご紹介していますので、
関心のある方はご覧になってみてください。
ドンパチの戦闘だけが「戦争」ではないということを
紹介したくて、このシリーズを続けていますが、
今回は「通信の戦争」のみならず、
時代に翻弄されたある一人の通信兵の姿に焦点をあてています。
ちなみに、特集「怖い妻たち」の中の黒川伊保子さんという方が
寄稿されていた「なぜ妻は夫にムカつくか」という記事は
男女の脳の違いがわかって興味深かったです。
マンゴーパフェの話は女子「あるある」でした。
『淑女我報』でも著書を紹介した適菜収氏の
連載「だからあれほど言ったのに」では、
安倍首相の改憲を支持する人々を
こう一刀両断しています。
教条的護憲派は命をかけて憲法を守ろうとする。
昔「健康のためなら死んでもいい」というギャグがあったが、
「憲法のためなら死んでもいい」というわけだ。
こうした手段と目的を取り違えた人々は
揶揄の対象になってきたが、一部の改憲派も
メンタリティーは同じで、
「改憲のためなら死んでもいい」となってしまう。
安倍さんが財界の無茶な要望に従っているのも
歴史的偉業である改憲を果たすためだ。
アメリカの命令通りに国の形を歪め、
ロシアに対しては北方領土の主権を棚上げし、
中国からは大量の移民を入れようとしているのも仕方がない。
河野談話を確定させようが、日韓基本条約を蒸し返し
韓国に10億円を流そうが、皇室に嫌がらせをしようが、
決して批判してはいけない。
われわれは悲願である憲法改正のために今こそ
安倍政権を支えなければならないのだと。
カルトですね。
全くですね。
あと、女性皇族は外国王室に嫁いだらいいという
居酒屋談義をSAPIOで載せていた村上政俊(前衆議院議員)、
また同じような話を『新潮45』でも載せている。
女性皇族を将棋の駒のようにしか思っていないのがわかるし、
あまりにもバカバカしい妄想の垂れ流し。
アジアの王室に輿入れすれば、
「大東亜共栄圏の形を変えた再来」だって。
政略結婚が今なお可能だと思う時代錯誤っぷり、
大河ドラマの見すぎかしらん。
いや、ドラマが悪いんじゃないよね。どう考えても。